ムラカミ鋼管有限会社代表取締役 村上 奈三

堺市倫理法人会 第1163回 経営者モーニングセミナー

講話者:ムラカミ鋼管有限会社 代表取締役 村上 奈三
(堺市倫理法人会 会員)

タイトル :「父と娘 譲れない思いと愛情」

ムラカミ鋼管有限会社 代表取締役 村上 奈三

本日は、心を揺さぶるご講話を本当にありがとうございました。

ご自身の人生をここまで率直に語ってくださる「自己開示」の姿勢に、会場全体が引き込まれていたのを感じました。
お父様の会社を継ぎ、厳しい経営環境の中で必死に踏ん張ってきた日々。
会社を少しでも良くしようと掃除をしていたとき、「掃除なんかしてないで、1本でも売ってこい!」と怒鳴られた場面では、努力が伝わらないもどかしさ、悔しさが痛いほど伝わってきました。

父との価値観の違いや衝突、「お前の子育ては間違っている」とまで言われた大喧嘩──
積み重なる出来事に心が限界を迎え、一度は会社を返すという大きな決断をされたこと、その苦悩がひしひしと伝わってきました。

ムラカミ鋼管有限会社 代表取締役 村上 奈三

そんな中、父からの一本の電話。「会社に帰ってきてください」
その言葉が“敬語”だったことに、お父様の変化と想いの深さを感じ、親子の関係が変わり始めたことに大きな意味を感じました。

そしてお父様が入院され、病室で発した「おまえ、べっぴんやな」という言葉。
それは、不器用な父からの、人生の最後に届いた愛情のかたち。
その場面を語られる村上さんの声の震えとともに、会場中が静まり返り、涙を流す方の姿も見受けられました。
あの瞬間、会場全体がひとつになって、村上さんの想いに寄り添っていたように思います。

ムラカミ鋼管有限会社 代表取締役 村上 奈三

また、かつて家を出ていかれた娘さんたちが、今日の講話を最初から会場で静かに見守っておられたことも、強く印象に残っています。
その姿に、時間をかけて築かれた親子の絆の深さがにじみ出ていて、胸が温かくなりました。
今では一緒に暮らしておられると伺い、本当に素敵な関係を築かれていることに心から安堵し、励まされる思いがしました。

倫理法人会に入会されてまだ3年とのことですが、その実践の深さと気づきの豊かさは、まさに倫理そのものでした。
村上さんのこれまでの歩みは、聴く人それぞれの心に大切な何かを残したと思います。

ムラカミ鋼管有限会社 代表取締役 村上 奈三

本当に素晴らしいご講話をありがとうございました。
これからも多くの方に、気づきと希望を届けてくださることと思います。心より感謝申し上げます。

ムラカミ鋼管有限会社のHPはこちら>>>

堺市倫理法人会の経営者モーニングセミナーとは

毎週100名以上の経営者が共に学び、高めあう場所です。朝型の生活習慣を身につけ、経営者としての生き方や心の在り方を学び、会社を良くして社会を変える。

モーニングセミナーでは、

☑︎倫理を学んで人生が変わった!
☑︎社長が変わることで、会社の雰囲気が良くなり業績が伸びた!
☑︎倫理の教えのおかげで自分と向き合うことができ、周囲の見る目が変わった!

など、実に様々な実践による報告がなされます。

毎週繰り返し倫理実践に基づく講話を聞くことで理解を深めることができ
また、時にはご自身が講話者として発表することで、さらに学びを深めていけるのが経営者モーニングセミナーです。

また、朝礼も実施しており、多くの経営者が倫理法人会で学んで、自社に活力のある朝礼を取り入れています。

大阪南ブロック説明面堺市R7_4月

☑︎経営者が学べる環境が欲しい
☑︎地域の経営者とのつながりが欲しい
☑︎活力のある朝礼を自社に取り入れたい

そんな方はお気軽にご参加ください。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: