第1187回 堺市倫理法人会モーニングセミナー
講話者:株式会社RIDATSU ZERO 代表 磯部 晋吾氏
(堺市倫理法人会 幹事)
タイトル:人生神劇〜人生のハンドルは自分で握る〜
「心に火を灯すリーダー」って、こんなに胸が熱くて…ちょっと笑える!
モーニングセミナーは、まさに“心のカイロ配給所”。
配給係はもちろん、磯部専任幹事。気づけば会場にいた全員の胸ポケットに「ポッ」と火が灯っていました。
いやもう、ここ最近で一番あったかい朝でした。

まず、磯部氏の掲げたテーマ
「人と組織に希望の火を灯すリーダーシップ」
これがまた、カッコいいのに等身大で、そしてちょっと笑えるのがズルい。
上杉鷹山の「炭火に息を吹きかける藩主」から始まり、渡り鳥の「V字編隊でギャー!と励む仲間たち」へと、なんとも絶妙に“歴史×動物×倫理”のハイブリッド講話が展開されました。
特に刺さったのが、渡り鳥のあの話。
「誰も抱っこされてないんです!」
いやほんと…私たち、人に抱っこされがちですよね?
「会長~、ちょっと今日しんどいんで抱っこでお願いします~」
とか、心のどこかで言ってません?(私は言ってます)
でも、渡り鳥は違う。
何千キロ飛んでも抱っこゼロ。それでも疲れた仲間が出ると、数羽がスッと寄り添ってミニV字編隊を作り、「大丈夫やで、戻れるまで一緒におんで」と伴走する。
あぁ、これや…。
これがチームだ…。
これがリーダーだ…。
会場の空気が一瞬で感動ドキュメンタリーになりました。そして極めつけは、磯部氏自身の“瀕死のリーダー時代”。ノルマ未達、心は折れかけ、もはや羽もボロボロの渡り鳥状態。そんな時、濵田専任幹事と吉瀬アドバイザーがスッと寄り添い、
「頭で考えすぎや!動け!」「相手を慮れ!」
と、まさに魂のミニV字飛行を見せてくれた。
その瞬間、磯部氏の心にも火が灯った。——ここから彼の“助けてと言える勇気”の挑戦が始まったのです。懇親会が苦手なのに自ら企画したり、1人ずつ食事に誘って仲間のことを知ろうとしたり。

もう、努力が尊くて泣けるし、それを「練習してます!」と言い切る素直さが、また愛される。そして最後に語られた「当たり前」の尊さ。「行ってきます」と「ただいま」が繰り返される日常。それがどれほど奇跡で、どれほど守られるべきものか。
ライフセービングの経験と重ねて語られるその言葉に、会場全員が静かにうなずきました。
今日の講話のまとめはシンプル。
1. 人の心の火に息を吹きかけよう。
2. しんどい時は“助けて”と言おう。
3. 当たり前の今日を、大事に生きよう。
磯部幹事、今朝の講話はまさに「心の火おこし装置」。
その火は、きっと私たち全員の中で燃え続けます。
そしていつか、私も誰かのミニV字編隊を作れるように——
いやその前に、まずは抱っこを卒業します。
素晴らしい学びとあたたかい時間をありがとうございました!
堺市倫理法人会の経営者モーニングセミナーとは
毎週100名以上の経営者が共に学び、高めあう場所です。朝型の生活習慣を身につけ、経営者としての生き方や心の在り方を学び、会社を良くして社会を変える。
モーニングセミナーでは、
☑︎倫理を学んで人生が変わった!
☑︎社長が変わることで、会社の雰囲気が良くなり業績が伸びた!
☑︎倫理の教えのおかげで自分と向き合うことができ、周囲の見る目が変わった!
など、実に様々な実践による報告がなされます。
毎週繰り返し倫理実践に基づく講話を聞くことで理解を深めることができ
また、時にはご自身が講話者として発表することで、さらに学びを深めていけるのが経営者モーニングセミナーです。
また、朝礼も実施しており、多くの経営者が倫理法人会で学んで、自社に活力のある朝礼を取り入れています。

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そんな方はお気軽にご参加ください。