第1181回 堺市倫理法人会モーニングセミナー
講話者:株式会社レーザーテック 代表取締役 浜野 太郎氏
(大阪府倫理法人会 幹事長)
タイトル:倫理運動と大阪府の歴史
「苦難来たらラッキーや!」
この一言から始まった浜野幹事長の講話は、まるで映画『下町ロケット』と『水戸黄門』と『吉本新喜劇』を掛け合わせたような、涙と笑いと魂が同居するご講話でした。
講話のテーマは「倫理運動と大阪府の歴史」〜赤パンから始まった大逆転劇〜
15年前の「暗黒時代」から4300社、全国2位の快進撃を遂げた大阪府倫理法人会の軌跡。浜野氏の18年にわたる実践と、先輩方の「泥水をすするような努力」の物語。そこに、浜野幹事長ご自身の「苦難来たらラッキー」体験が重なり、まさに「倫理版・大阪維新」のような熱量とスケールでした。

■ 苦難と倫理と、まさかの赤パン
まず心を鷲掴みにされたのは、浜野幹事長の「死にかけ入院」の話。
普通ならしんみりする場面のはずが、ご本人の明るさとユーモアで会場は一気に引き込まれました。苦難の真っ只中で「苦難と感じなくなってきた」と言い切るその姿勢は、まさに実践者の背中。倫理の教えが、理念ではなく“生き方”としてにじみ出ていました。
そして迎えた、大阪府倫理法人会・暗黒時代のくだり。
全国大会では「廊下の真ん中を歩けない」、役員会は「絶叫号泣ありの地獄絵図」。
会員数は130社から78社へ、まさに冬の時代です。
そこに突如現れた救世主が、「赤パン一丁」の木村スーパーバイザー!
「明朗愛和」を体現した衝撃的なパフォーマンスは、大阪を変えた“赤パン革命”として今も語り継がれています。
倫理の教えが、こんなにもパンチの効いた形で具現化されるとは…まさに大阪らしさ全開です。

■ 涙の封入作業と、科学的普及の夜明け
浜野氏が一人で夜10時まで「職場の教養」を封入した涙の夜のエピソードには、会場中が静まり返りました。
「人のせいにしていた自分」に気づき、変わる決意をしたその瞬間。どんな組織の再生も、他責を捨て、自分が変わるところから始まるのだと改めて感じさせられました。
さらに、木村会長の時代に導入された「委員会100%出席」と「データ分析による科学的普及」。
「気合と根性とパワハラ」から「科学と明朗と友情」へ。
大阪府倫理法人会の成功は、単なる勢いではなく、確かな仕組みと実践の積み重ねの上にあったのだと、痛感しました。
■ 「友達作戦」で未来を創る
「友達だと絶対やめない。やっぱり友達になることが大事」
この言葉に、私は思わず頷きました。倫理法人会の本質は、理念や活動内容以前に「人間関係の場」であり「心が通う仲間づくり」なのだと。
“赤パン”も、“封入作業の涙”も、“データ分析”も、すべては「仲間と本気で日本を良くする」という壮大な理念へつながっているのです。

■ 感謝を込めて
浜野幹事長、そして先輩方の泥水をすするような努力と笑いの歴史を、心から尊敬します。
私たちが今「倫理って楽しい」「仲間がいて心強い」と感じられるのは、あの赤パンと涙の夜があったからこそ。
「6000社・40単会・5年後」
その壮大なビジョンも、大阪ならではの“笑いと情熱”で実現できると感じました。
浜野幹事長、本当に熱いご講話をありがとうございました!
次回の忘年会、赤パンメンバーを普及しておきます(笑)
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