株式会社ネクストン 代表取締役 鈴木 昭彦氏

第1174回 堺市倫理法人会モーニングセミナー

講話者:株式会社ネクストン 代表取締役 鈴木昭彦氏
    (新大阪倫理法人会 相談役/倫理経営インストラクター)

タイトル:最高の養殖者を目指す!

今回のモーニングセミナーでは、鈴木昭彦氏が「最高の養殖者を目指す」というテーマでお話くださいました。ユーモアを交えつつも、一言ひと言が心に響く、大変学びの多い時間でした。

エベレストと情報のシェア
鈴木氏は冒頭、エベレスト登頂の歴史を例に「情報を惜しみなくシェアすることの大切さ」を語られました。
かつて初登頂から次の登頂まで30年もかかったエベレスト。今では年間1000チームが登れるようになったのは、先人たちが安全ルートを共有するようになったからです。
「成功体験を独占する時代から、分かち合って全体が進化する時代へ」――これは職場や家庭にも通じる大切な考えだと感じました。

ネガティブは自然、ポジティブは意志
人間は放っておくとネガティブになりがち。失敗や恐怖の体験が感情をつくるからです。
「感情に流されれば必ずネガティブになる。ポジティブは意志の力でつくるもの」
この言葉は心に深く残りました。鈴木氏は「苦難の山=成長の山」「平穏の山=感謝の山」と表現し、どちらの山も登り続けることが人を成長させるのだと教えてくださいました。

感謝力と器を広げること
講話の中で繰り返し強調されたのは「感謝力」。
感謝を持つ人は、失敗しても落ち込みすぎず、再び挑戦できる。逆に感謝を忘れると、成功しても足をすくわれる。
また「悩みを小さくする方法は、自分の器を大きくすること」。器が大きくなれば、人の欠点ではなく長所が見えてくる――これは倫理実践の真髄だと感じました。

調和と人間関係
倫理法人会の根幹は「調和=愛和」。
人と人、人と物、人と自然との調和を大切にすることが、幸せの基盤です。嫌いな人を作るのは相手に原因を見出すから。自分に原因を求めると、人間関係は不思議と和らいでいく。この視点はすぐにでも日常に取り入れられる学びでした。

親への感謝と幸せ
鈴木氏は母親の思い出を語られました。幼い頃の愛情は記憶になくても確かに存在し、今の自分を支えている。だからこそ親への感謝を実践で返すべきだと。
「成功は他人が評価するもの、幸せは自分が感じるもの」――この言葉も印象的でした。倫理の学びは、成功と幸せを両立させる道であることを教えてくださいました。

鈴木昭彦氏の講話は、笑いを交えながらも核心を突くメッセージにあふれていました。
「天然の才に頼らず、努力で自分を磨く“養殖者”こそ、人を励まし導くことができる」
この言葉に背中を押され、新たに倫理を学び実践したいと強く思いました。

鈴木氏に心から感謝申し上げるとともに、これからも“最高の養殖者”を目指し、一歩ずつ実践を積み重ねてまいります。

堺市倫理法人会の経営者モーニングセミナーとは

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